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Novel
2015.03.24 Tuesday

こんにちは!町田です。

ちょうど一年前に

こんなの書いてました。







「でもとにかくさ、だだっぴろいライ麦畑みたいなところで、小さな子どもたちがいっぱい

集まって何かのゲームをしているところを、僕はいつも思い浮かべちまうんだ。何千人

もの子どもたちがいるんだけど、ほかには誰もいない。つまりちゃんとした大人みたいな

のは一人もいないんだよ。僕のほかにはね。それで僕はそのへんのクレイジーな崖っ

ぷちに立っているわけさ。で、僕がそこで何をするかっていうとさ、誰かその崖から落ち

そうになる子どもがいると、かたっぱしからつかまえるんだよ。つまりさ、よく前を見ないで

崖の方に走っていく子どもなんかがいたら、どっからともなく現れて、その子をさっと

「キャッチ」するんだ。そういうのを朝から晩までずっとやっている。ライ麦畑のキャッチャー、

僕はただそういうものになりたいんだ。たしかにかなりへんてこだとは思うけど、僕が

心からなりたいと思うのはそのくらいだよ。かなりへんてこだとはわかっているんでけどね」




サリンジャーの

キャチャーインザライです。

もうだいぶ前に読んで

記憶も薄れてきてはいるものの

この文章を読むと

物語がよみがえってきますねぇ。

ものすごくニュートラルな

思考の立ち上がり。

それをそのままアウトプットする。

そんなんでは世の中渡っていけません。

でもそこにはイノセントがあるんですね。

僕のなかには

まだ残っていると

思いたい。

けどそう簡単に

めげてはいられないんだよな〜